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たい焼きと蜂蜜。
さて、ならシリーズ、今回は旨いもん(おかんとスペシャル)
私の行きつけ(行きまくり)のお店である。

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奈良町界隈、小太郎町にある『一丁焼きこたろう』さん

たい焼きはお好き?

店主のケンズ井上さんという方は、
東京出身。有名なコピーライターだった。東大寺図鑑という本も出されている。
2年前より奈良の町家を自身で改装し、一丁焼きの鯛焼き屋さんを営んでおられる。

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ずっしりと重い鋳物で、一つ一つ軽快な音を響かせて、
焼きたてを待つ。

昔ながらの手仕事。奈良への観光の方も来れば、
近所のおばちゃんおっちゃんも、
そして、仕事の途中で私のように来る人、
一つ100円。
100円玉を握りしめ、放課後の子供達も来る。
必ず、お願いしてから焼いてくれる。
待つこと10分。
子供達は、奈良の作家さんの絵本も置いてあるのでその本を読みながら待つ。

店主と話しをしながらも楽しい。

手仕事を子供達に伝えることは、とても大事だと語っていた。

表面はパリッパリに香ばしく焼けた皮、そしてもっちりの生地。
中の餡は、ザラメで甘さ控えめなので、後味に豆の旨味がグッと残る。

このお店、会社のそばにあり、別件で訪れ、
『オレの自慢の鯛焼きたべてけー!』という店主の言葉に一つ食べたのがはじまり。

ここの熱っ々の鯛焼きをほうばると、もう、ほんっと幸せな気分になる。


で、この小太郎町の坂を元興寺の方向へぐぐぐぃ〜っと登ると、
あれ、家の軒先のガレージで、いきなり蜂蜜屋さんがはじまったのである。

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お店のおじさんが言うには、

あっこの山(指差して)で蜂を飼うてますねん。
いつもは土日にここで蜂蜜を売ってますねんけど、
今日は、犬が外に出たいいいましたんでね、ついでに(ついでに?)店だしましてん。
すぐ仕舞いますねんけど。がははは。
で、これ桜の蜂蜜ですねん。
去年は、ぜんぜん、おいしーなかったんやけど、
今年は、イケますねん。めちゃくちゃ美味しいですねん。今年は。

とのことで、

ほんとに、桜ぁぁぁぁ〜〜〜、ななんとも香り高い、
美味しい蜂蜜だった。

母が、この瓶、空き瓶になったら可愛い感じやから買うわ〜。と一つ購入。
それってある意味、失礼?と思うが黙っておく。

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場所はこたろうさんから、元興寺へ上がる間。
ボリクコーヒーさんの100m手前。

とにかく、奈良。物語おおすぎ。
おもしろいもの、まだまだ発掘しております。

With lots of love by yuco.
by yucoooo | 2011-05-17 22:37 | nara food
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